近年では、築年数の経過した中古マンションを購入し、リノベーション工事を施して自分好みの空間に変える人も増えています。
ただ、リノベーションを実施する際にはポイントを押さえておかないと、むしろ生活が不便になる恐れもあります。
今回は、中古マンションのリノベーションでよくある後悔事例と、後悔しないために知っておくべき注意点を解説します。
リノベーションやリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
中古マンションのリノベーションでよくある後悔事例
まず、実は建物が新耐震基準を満たしていなかったというケースが挙げられます。
築年数の経過しているマンションには、旧耐震基準のもとで建設され、現行の耐震基準を満たしていないものもあるのです。
リノベーション実施時に新耐震基準を満たしていないことを知れば、その後の生活に不安を感じるでしょう。
また、管理規約によって、希望のリノベーションが実施できないケースも少なくありません。
マンションは建物ごとに管理規約が設けられており、専有部分と共有部分の区別や禁止事項が定められています。
基本的に共有部分の改築は認められず、規約の内容によっては内装で使用できない素材がある可能性もあります。
構造の種類によっては、フルリノベーション不可という場合もあるでしょう。
中古マンションのリノベーションで後悔しないための注意点
中古マンションを購入してリノベーションを実施する場合には、事前に管理規約の内容を確認しておくのが大切です。
どのようなリノベーションができるのか、禁止事項は何かなど、気になる点はきちんと確認しましょう。
また、実際に内覧しておくのもポイントです。
不動産会社から提出される資料では、基本的な物件情報はわかるものの、現状やマンション外についてはわからないこともあります。
実際に自分の目で見て、物件の雰囲気や周辺環境、近隣住民の様子などを確認するのがおすすめです。
そして、中古マンションの購入前にその工法や構造も確認しましょう。
工法や構造によっては、実施できるリノベーションが限られるため注意が必要です。
たとえば、従来工法で建設されたマンションでは柱の位置が変更できず、壁式構造のマンションでは取り壊せない壁が存在します。
希望どおりのリノベーションを実施するためにも、これらの注意点を踏まえたうえで検討するのが大切です。
まとめ
以上、中古マンションのリノベーションにおける後悔事例や注意点を解説しました。
中古マンションのリノベーションでは、耐震基準を満たしていない、希望どおりの工事ができないなどで後悔する事例が多いです。
そのため、事前に管理規約や工法・構造などをきちんと確認しておく必要があります。
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