築年数の経ったマンションや団地などでは、リビングの横に和室のある間取りがよく見られますが、和室が使いづらく感じる方もいるのではないでしょうか。
そのようなときには、リフォームでリビングと和室をつなげて一部屋にすると、使いやすくなります。
そこで、リビングと和室をつなげるリフォームをおこなうメリットや注意点、費用相場をご紹介します。
リビングと和室をつなげるリフォームをおこなうメリット
リビングと和室をつなげる場合は、下記のようなメリットがあります。
●リビングを広く使えるようになる
●採光面が広くなり明るくなる
●掃除がしやすくなる
仕切っていた壁や扉を取り払うので、リビング全体が広々とした空間となる点が大きなメリットでしょう。
また、光を取り入れる面が広くなるので、明るいリビングになります。
さらにリビングと和室をつなげるリフォームに伴って和室をフローリングにすると、段差がなくなり、簡単に掃除ができるようになります。
リビングと和室をつなげるリフォームの注意点
リフォームには注意点もあります。
1つ目の注意点は構造上撤去できない壁があることです。
建物を支える耐力壁は壊せないので、リビングと和室の間の壁が耐力壁である場合は、つなげにくいでしょう。
2つめの注意点は床の高さを揃えることです。
和室のほうが床が低いケースがあり、この場合はリビングと和室の床の高さを揃えると一体感が出ます。
3つめの注意点は管理規約の確認です。
マンションには防音性などの規定が設けられているので、事前に管理規約を確認しましょう。
リビングと和室をつなげるリフォームの費用相場
リフォームをおこなう際に気になるのは費用でしょう。
リビングと和室の間にある壁の撤去をおこない、一部屋につなげるだけであれば、かかる費用の相場は約10万～30万円です。
さらにつなげた部屋全体に一体感が出るように、壁材などの変更をおこなう場合は、追加費用が生じます。
壁や天井のクロスの張り替えをおこなうとき、かかる費用相場は約25～40万円です。
また和室を洋室に変更してつなげる場合は、畳からフローリングに張り替える作業が加わるため、費用は約50万～100万円にアップします。
まとめ
リビングの横に和室がある間取りの場合は、壁や扉を撤去して一部屋にすると明るく広々とした空間に生まれ変わります。
リビングを広くしたい、和室が使いづらいなどお悩みの方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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