急な転勤や事情で、家を少しでも早く売却したいとき、ホームステージングを試してみてはいかがですか？
今回は、ホームステージングとは何か、また、そのメリットや費用についてご紹介します。
家の売却方法であるホームステージングとは
ホームステージングとは、簡単に言えば、売り出し中のマンションや家をモデルルームのようにきれいにして売り出すサービスです。
欧米ではホームステージングはすでに定着しており、アメリカではホームステージングすることで売却期間、売却価格に大きな差が出る結果が出ています。
中古物件が増える日本においても、ホームステージングの効果に注目せずにはいられません。
家の売却方法であるホームステージングのメリット
具体的にホームステージングをすることで期待できるメリットをご紹介します。
周辺の似た物件よりも魅力的な印象を与える
ホームステージングで家をモデルルームのように演出することで、その様子の写真を使った広告・宣伝や内覧のお客さんに好印象を与えることが期待できます。
生活感がにじみ出たり、家具など一切なくガランとした空間を見せたりするよりも、「ここに住みたい」という印象を与えられることで早期の成約につながります。
高値の売却が期待できる
アメリカではホームステージングをやるとやらないとでは6％も売却価格に差が出るというデータがあります。
ホームステージングにより魅力的に演出された家は人気を集め、強気な価格設定でも売れる期待が見込めます。
短い販売期間
お客さんに好印象を与えるホームステージングされた家は、購入希望者の間でも人気となり、結果、購入希望者間で競争が起こります。
つまり、「ここで契約しないと売れてしまう」という考えから、その場で意思決定する場合も多く、短い販売期間で成約できる可能性が高いです。
事実、ホームステージングしない物件の30％ほどの日数で売却できるというデータもあります。
家の売却方法：ホームステージングの費用
ホームステージングのサービスは、居住しながらでも、空き家でも受けられます。
居住しながらの場合は、ホームステージャーのアドバイスで、家を片付け新たなインテリアをレンタルし配置するなどして演出できます。
居住しながらの場合は、４時間で５万円ほどが相場ともいわれていますが、レンタルする家具などにより前後します。
たとえば空き家の場合は、15～30万円ほどが相場ですが、建物全体をフルコーディネートする場合は100～200万円程度になる場合もあります。
もっとも費用を抑えたいのなら、DIYで自分でコーディネートする方法です。
費用は数千～数万円程度で抑えられ、DIYが苦にならない方には向いていますが、インテリアやデザインに詳しくない場合は負担にもなります。
まとめ
家を早く売却したいけど、売却価格にも妥協したくないという方は是非ホームステージングがおすすめです。
ホームステージングには費用は掛かりますが、売れにくい家の価格を下げて売却するよりも、少しの費用で高値の価格で売却できれば結局利益となります。
自分の家をきれいに演出して、自慢の物件として売却できたらうれしいですね。
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