築年数が経ったマンションに住んでいると、水回り設備に不具合が多く、日々のちょっとしたストレスが溜まりやすいですよね。
しかし、いざリフォームしようと思っても「まだリフォームするには早いのではないか」と躊躇してしまうものです。
そこでこの記事では、マンションの水回りをリフォームすべき時期の目安や、リフォームする際の注意点をご紹介いたします。
マンションの水回りをリフォームすべき時期はいつ?
バス・トイレ・キッチン・洗面台などの水回り設備は、本体の寿命が約30年といわれています。
しかし本体に付属している周辺機器の寿命は、約10年と短めです。
そのため本体がまだ問題ない状態でも、周辺機器の故障により、リフォームが必要になるケースが多いです。
このことから、水回り設備は新設から10年を超えたら、リフォームを検討しても良い時期であるといえます。
なかでも給湯器や消耗部品は劣化しやすいため、10年を超えていなくても定期的に点検し、動作に不安があれば交換したほうが良いでしょう。
マンションの水回りをリフォームする際の注意点とは?
一戸建て物件と異なり、建物を共有しているマンションでは、水回り設備をリフォームする際に注意しなければならないポイントがあります。
管理規約を確認する
マンションでは管理規約によって、さまざまなルールが定められています。
リフォームに関しても、管理組合に申請が必要なものや自由にリフォームできるものが決められており、工事内容が制限されていることがあります。
マンションで水回りをリフォームする際は、管理規約を必ず確認しておきましょう。
排水管の位置に注意する
マンションの床下には、排水管が張り巡らされており、排水管の位置によって水回り設備を設置できる位置が決まります。
しかし物件によっては、排水管の位置を移動できないと管理規約で定められていることも多く、水回り設備の位置に制限がかかる場合があります。
また排水管が劣化しているケースもあり、修繕しないと不具合の原因になるため、場合によっては排水管の交換も必要になると、頭に入れておきましょう。
設置できない設備もある
マンションでは、その構造によって希望した設備が設置できない場合もあります。
たとえばトイレが壁排水という排水方式の場合、それに適したトイレを選ぶ必要があり、選択できる設備の幅が狭まります。
とくに築年数が古いマンションではそういった事態が起きやすいので、そのようなケースもあると事前に把握しておきましょう。
まとめ
マンションの水回り設備は、設置から10年を超えたら、リフォームを検討しても良い時期であるといえます。
とくに給湯器や消耗品は故障しやすいため、平均寿命より前でも定期的に点検して、不備があれば交換を検討すると良いでしょう。
リフォームする際はマンションの管理規約を確認すること、排水管の位置に注意すること、設置できない設備があると認識することに注意して、リフォームをおこないましょう。
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