空き家など、持っている不動産の売却を検討している方のなかに不動産売却をしたと周囲の方に気付かれたくない場合もあるでしょう。
そんな方のために、今回は不動産売却を誰にも気付かれずにする方法についてご紹介していきます。
気付かれずに不動産売却をおこなうための媒介契約
不動産売却をおこなうにはまず、媒介契約を結ぶ必要があります。
媒介契約には3種類あり、専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約です。
専属専任・専任媒介契約の場合、「レインズ」というさまざまな不動産会社からも物件を閲覧できるネットワークの登録が義務付けられています。
そのため、近所の方がそのエリアで物件を探していた場合に物件が見つかることがあるでしょう。
しかし、定期的な販売状況などの報告が受けられるメリットがあります。
一般媒介契約は「レインズ」への登録義務がないため、近所の方などに見つかりにくいですが状況報告の義務がないと言った部分がデメリットです。
売却活動の種類
媒介契約を結んだらいよいよ売却活動の開始です。
売却活動のメインは広告活動であり主に以下の3つをおこないます。
●レインズに登録
●チラシなどのポスティング
●希望者の内覧
レインズとは先程も少しご紹介しましたが、国土交通省や指定した不動産流通機構であり多くの不動産会社がレインズをチェックしているので物件が売れやすくなります。
一般媒介契約を選んだ場合はレインズに登録するか選択できます。
希望者の内覧でのイメージは購入してもらえるかに直結するので、内覧者が来る前にきれいに掃除をおこなったり、損傷部分の修復をおこないましょう。
不動産場売却にかかる期間
こちらはあくまで目安ですが、不動産売却にかかる期間は平均6か月と言われています。
●売り出す前(査定や媒介契約を結ぶ):1~4週間程度
●売り出し中(内覧や条件交渉、売買契約):3~6か月
●売出し後(決算や引き渡し):1~2か月
不動産売却にかかる期間を短くしたいのであれば、売り出し中の期間をどうやって短くするかによって変わります。
より早く売りたいのであれば、専属専任・専任媒介契約を結ぶのがおすすめですが近所の方に気付かれる可能性はわずかに高くなります。
不動産売却の期間が伸びる原因としては不動産会社選びの失敗や売出し価格が高すぎるなどがあるので、あまりにも買い手がつかない場合は違う方法を検討してみましょう。
まとめ
今回は不動産売却を誰にも気付かれずにする方法についてご紹介しました。
誰にも気付かれずに不動産売却をおこないたいと思っている方は意外と多いものです。
不動産会社を選ぶ段階で、気付かれずに売却したい旨を伝えておくと良いでしょう。
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