不動産売却において、買主を募集するために不動産会社に相談します。
しかし、譲渡で発生した税金や相続した場合の費用はどこで相談すれば良いのかわからない方も多いでしょう。
今回は、不動産売却後の相談先と売る流れ、必要な費用をご紹介します。
ぜひ、これから不動産売却を検討している方は手順とコストを確認してみてください。
不動産売却後に発生する税金はどこに相談すべき?
不動産売却において発生する税金は譲渡所得税が一般的です。
その場合、税務署で相談が可能です。
最寄りの税務署にお問い合わせしてみましょう。
相続の場合は、登記簿謄本などでお世話になる司法書士や税務署に相談することがおすすめです。
なぜ相談する必要があるかというと、不動産売却は確定申告が必要だからです。
利益がある場合だけではなく、損をした場合でも特例などが使用できる可能性があるので必要なことがあります。
そのため、特例制度の対象なのかどうかの確認が必要です。
毎年2月16日〜3月15日まで実施されている確定申告では、事前に無料相談会などを税務署が実施しています。
専門家に相談するタイミングと不動産売却の流れとは?
不動産売却の流れは6つあります。
●不動産物件を不動産会社に査定してもらい相場を確認する
●売却に必要な権利書や図面などを準備する
●買主募集をしてくれる不動産会社と契約を交わす
●売買活動をする
●買主が見つかった場合、不動産売買契約を交わす
●決済をおこない、不動産を引き渡す
始めに不動産会社と呼ばれる買主を見つけるプロに相談します。
売却が進んで行くなかで買主が見つかり、不動産売買契約を交わした後には、名義変更や転居の手続きが必要です。
手続きは法務局に出向く必要があり、素人の場合だと難しいと感じるでしょう。
そのため多くの方は司法書士へ依頼をします。
不動産売却において専門家への相談費用はどれくらい?
不動産売却時の相談費用は専門家によって異なります。
相続などの場合は弁護士が必要となるケースもあり、1時間あたり1万円が相場です。
登記変更などをおこなう司法書士は1時間あたり5,000円ほど必要です。
行政書士や税理士は1時間あたり5,000円となります。
地域や実績により、相場より高い事務所も存在します。
また、無料相談を開催している事務所や自治体と提携しているところもあります。
必要に応じて事務所もしくは自治体にお問い合わせしてみましょう。
まとめ
不動産売却時の相談には、必要に応じて弁護士などの専門家が必要となります。
登記の相談は行政書士、相続などは税理士などに相談しましょう。
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