家族が増えるなどの変化があると、これまでの間取りでは生活しにくく感じてしまう可能性があります。
ライフスタイルと間取りが合わなくなってきたら、リノベーションで部屋を増やすことを考えてみるのがおすすめです。
そこで今回はリノベーションで部屋を増やす方法や注意点、費用相場についてご紹介します。
リノベーションで部屋を増やす方法とは？
家族が増えて家が狭く感じる、新しい趣味のグッズを収納する場所がないなどと感じている方はリノベーションをおこなうのがおすすめです。
もともとの床面積を増やすことなく新しい部屋を作りたい場合、広めの部屋を2部屋に分割する方法があります。
部屋を分割する工事であれば1週間程度で完成するため、なるべく簡単なリノベーションで済ませたいと考えている方におすすめです。
可動式の壁にすれば必要なときだけ2部屋にすることも可能です。
また、収納スペースや子どもの遊び場を作りたい方にはロフトを作る方法もあります。
ほかにも床面積を増やせる場合は庭のスペースを使って部屋を作れますし、2階に部屋を作る場合はベランダやバルコニー、車庫の上などのスペースを活用することが可能です。
リノベーションで部屋を増やす際の注意点
リノベーションで部屋を増やす場合、耐久性を維持できなくなる点に注意が必要です。
とくに庭やベランダなどのスペースを使って床面積を増やす工事をおこなう場合、既存部分とのつなぎ目に亀裂が生じたり、重さに耐えきれず1階部分が潰れたりする危険性があります。
実績が豊富な信頼できる業者に工事を依頼するとともに、耐久性についても相談しながらリノベーションを進めていきましょう。
また床面積を増やすと容積率や建ぺい率を超えてしまう可能性もあるため、事前に確認しておかなければなりません。
ほかにも「床面積が増えると固定資産税が高くなる」「工期の長さや内容によっては一時的に生活できない」「外観のバランスが悪くなる可能性がある」などの注意点があります。
リノベーションで部屋を増やす際の費用相場
もともとある部屋に壁を作って2部屋にする場合の費用相場は15万円前後、照明やコンセントを増やす場合は35万円前後です。
2畳程度のコンパクトなロフトを作る場合は15万円程度ですが、面積が大きくなると100万円程度かかる可能性もあります。
空いている土地や駐車場に部屋を増築する場合は広さやデザイン、断熱材の有無などの条件次第で100万円〜800万円と費用も大きく変わるため、用途に合わせてどのような機能が必要か考えましょう。
車庫上のスペースを活用する場合は500万円前後かかり、床の耐久性を高める工事もおこなう場合は費用も高額になりやすくなります。
まとめ
リノベーションは、自分や家族の状況に合った家を作れる魅力がある一方でいくつかの注意点もあります。
一度工事してしまうと元に戻すのは大変なため、部屋を増やしても将来的に後悔することがないか慎重に考えましょう。
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