家のなかの雰囲気や暮らしやすさを向上させる要素として、意外と重要なのが「窓枠」です。
窓枠が変わるだけで室内を好みの見た目にできるだけでなく、断熱性なども向上させることができます。
しかし築年数が経っている中古マンションでは見た目も性能も古い窓枠が残されていることも多く、交換したいとお考えの方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではマンションの窓枠を交換する方法や、窓枠を交換するメリット・デメリットを解説いたします。
マンションの窓枠は自分で交換できる?
結論から言うと、マンションの窓枠は自分で勝手に交換できません。
分譲マンションは居住空間などの基本的に好きなようにリフォームできる「専有部分」と、エントランスや廊下など入居者全員で共同使用するため勝手に修繕などはできない「共有部分」に分かれています。
実は窓枠やベランダ、玄関ドアなどは共有部分に分類されているため、個人の独断では交換できないのです。
共有部分にあたる設備を交換したい場合は、マンションの管理組合に交換を申請する必要があります。
またマンションの管理規約や使用細則に個別で窓枠を交換できると記載がある場合もあります。
窓枠を交換したい際は、まずは管理規約や使用細則を確認してみましょう。
マンションの窓枠を交換するメリットとは?
では窓枠を交換すると、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?
●断熱性能・防音効果の向上
●結露・カビの抑制
●見た目・使い勝手の向上
古い窓枠から新しい窓枠へ交換することで、断熱性や防音性の向上が期待できます。
断熱性が上がると結露の発生も防げるため、結果的にカビの抑制にもなります。
窓を通して出入りする熱量も少なくなるため、冷暖房の稼働も抑えられ、電気代の節約も可能です。
また開け閉めが快適になったり、スッキリとした見た目のスタイリッシュな窓枠に変えられるメリットもあります。
マンションの窓枠を交換するデメリットとは?
続いて、窓枠の交換によって生まれるデメリットをご紹介いたします。
●費用がかかる
●掃除が大変になるケースがある
窓の交換はそこそこ費用が高く、ガラス交換であっても10万円前後、サッシも交換するとなると約15万~30万円かかります。
また断熱性の向上や工費の削減のために、既存の窓枠の内側に内窓を設けて二重窓にする方法もあります。
しかし二重窓は窓が増える分、掃除が大変になり、開け閉めの動作も2枚分必要になってしまいます。
まとめ
分譲マンションの窓枠は、個人が勝手に交換することは原則できません。
交換には管理組合への確認が必要になりますが、なかには管理規約や使用細則で個人での交換を認められているケースもあります。
窓枠を交換すると、断熱性や防音性などの住宅性能を向上させ、室内の見た目も良くできます。
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