自宅を温もりのある空間にしたいという方に、天井の板張りリフォームは人気の内装デザインです。
今回は天井を板張りにリフォームする際に使える素材の種類や、板張りにする注意点をご紹介いたします。
天井の板張りリフォームの種類とは?
板張り天井へのリフォームでは、主に以下の3つの素材を使えます。
●無垢材
●天然木化粧合板
●プリント合板
「無垢材」とは、天然の木を板状に削り出したものです。
自然のままの木目や風合いを楽しめるため、リアルな温かみのある空間をつくりたい場合にぴったりな素材です。
「天然木化粧合板」は見た目こそ無垢材と似ていますが、芯材には合板が使われており、表面には天然の木材を薄くスライスしたものが張り付けられています。
そのため価格を抑えつつ、天然木の風合いを楽しめます。
一方で、原木を使っている無垢材や天然木化粧合板とは異なり、木目が印刷された紙を合板に張り付けたものが「プリント合板」です。
リアルな質感には欠けますが、より安価に木目の美しさを演出したい場合におすすめです。
天井を板張りリフォームする際の注意点とは?
ここからは天井の板張りリフォームをする際の注意点を解説いたします。
注意点①:無垢材は割れやすい
天然の木材を使用している無垢材は、湿気が多いときには湿気を吸収し、逆に少ないときには吸収した湿気を放出して、自然な湿度を保つ調湿性があります。
そのため湿気を吸収すると増えた水分の分だけ体積が増え、湿気を放出すると体積が減ります。
空気が乾燥する冬場は湿気を放出して体積が小さくなるため、無垢材は割れやすくなってしまいます。
また天井板には床材よりも薄い木材が使用されることも、無垢材の天井が割れやすい一因となっています。
無垢材で天井を板張りにする際は、割れやすいということを頭に入れておきましょう。
注意点②:床より明るい色を選ぶ
天井は床よりも木材が見える面積が多いため、暗い色を選んでしまうと部屋全体が暗く見えてしまいます。
天井に使う木材は床材よりも明るい色のものを選びましょう。
注意点③:広い部屋もしくは天井が高い部屋に使う
一般的な白い壁紙が貼られている天井は、視覚効果により部屋が広く見えますが、板張りにすると木材の存在感が強くなってしまい、圧迫感が出てしまうこともあります。
天井を板張りにする際は、部屋自体が広い空間に使うか、天井が高い部屋を板張りにすることで、圧迫感を軽減しつつ温もりのある雰囲気を実現できます。
まとめ
天井の板張りリフォームの際に使える木材の種類は、主に無垢材・天然木化粧合板・プリント合板の3種類です。
リフォームする際は無垢材は割れやすいこと、床より明るい色を選ぶこと、広い部屋か天井が高い部屋に使い、圧迫感が出るのを抑えることを注意しましょう。
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