マンションの天井は面積が広いため、部屋の見た目の雰囲気に影響があります。
普段は天井を意識して見ていないという方も、天井リフォームをおこなう際は、仕上げに使用する素材の種類やそれぞれの特徴を知っておくことが大切です。
今回は分譲マンションの天井リフォームの種類や、リフォームする際の注意点についてご紹介します。
分譲マンションの天井リフォームの種類や特徴は?
分譲マンションの天井リフォームには、クロス仕上げ・塗装仕上げ・板張り仕上げなどの種類があり、それぞれに特徴があります。
天井リフォームにおいて一般的な方法は、クロス仕上げです。
天井のクロスの汚れや剥がれなどが発生した場合に、ビニールクロス・紙クロス・織物クロスなど、クロスの張り替えをおこないます。
使用するクロスによって費用は異なりますが、標準的なクロス仕上げの費用は12畳程度の広さの部屋で、約6万円程度からが相場です。
塗装仕上げは塗料で施工する方法で、色の微調整が可能になります。
塗料には消臭や抗菌など、機能性に優れたものもそろっています。
塗装仕上げの費用相場は使用する塗料にもよりますが、12畳程度の広さの部屋で6万円~10万円程度が目安です。
板張り仕上げは、ウッドパネルで仕上げる方法です。
プリント合板・天然木化粧合板・無垢材などの素材を使用し、木の質感や高級感を持つおしゃれな天井を演出します。
板張り仕上げの費用は、プリント合板では12畳程度の広さの部屋で10万円程度からが相場です。
天然木化粧合板では15万円以上、無垢材では30万円以上が目安となり、使用する素材の種類によってリフォームにかかる費用に差があります。
天井のリフォームの工事期間は、上記のどの工法においても1日~2日が目安となりますが、天井の解体が必要になるケースでは、工期が延長される場合もあります。
分譲マンションの天井をリフォームする際の注意点
天井のリフォームをおこなう際の注意点は、天井リフォームで使用する色が部屋の雰囲気に大きく影響を及ぼすことです。
白・赤・黄色などの膨張色を使用した場合は、部屋全体を広く見せる効果が期待できます。
黒・グレーなどの収縮色は、部屋を落ち着いた雰囲気にしたい場合におすすめです。
また、天井リフォームに使用する素材の種類によって機能性が異なるため、素材の特徴を理解しておくことも大切です。
なお、マンションのリフォームにおいて、住人がリフォームをおこなえる範囲は管理規約で定められています。
実施するリフォームが管理規約に違反していないかを、事前に確認しておきましょう。
まとめ
分譲マンションの天井リフォームの種類や、リフォームする際の注意点についてご紹介しました。
天井は部屋の雰囲気に大きく影響するため、リフォームをおこなう際は使用する色や素材の特徴について理解しておきましょう。
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