中古住宅では壁をぶち抜いてリフォームすることで、大規模な間取り変更が可能になります。
しかし、壁を抜くような大掛かりなリフォームになると、費用もたくさんかかるのではと心配になるのではないでしょうか。
この記事では壁ぶち抜きリフォームの費用相場や注意点をご紹介いたします。
壁ぶち抜きリフォームの費用相場は?
壁をぶち抜いてリフォームする際の費用相場は、次のようになります。
●壁の撤去:約5~6万円
●電気工事:約3~7万円
●引き戸の設置:約15~19万円
壁の撤去だけであれば約5~6万円と、意外と控えめな費用で工事が可能です。
また工事が一日で終わることも多く、工事期間中に仮住まいの費用などがかからないのもポイントです。
しかし、ぶち抜く壁にコンセントなどがあった場合、撤去のために電気工事が必要になります。
電気工事の費用相場は約3~7万円ですが、状況によって費用が大きく変わるため、見積り時にしっかり確認しておきましょう。
また、空間を柔軟に使えるようにするために、壁の撤去後に引き戸を設置するケースもあります。
その場合、引き戸の建材費と工事費を合わせて約15~19万円の追加費用が必要です。
さらに壁を抜いてつなぐ部屋のデザインが異なる際には、内装工事をおこなう場合もあります。
このように壁抜きリフォームには追加で必要になる費用が多いため、事前の見積りが重要になります。
壁ぶち抜きリフォームにおける注意点とは?
壁をぶち抜くリフォームをする際は、以下の注意点に気を付けましょう。
①撤去できない壁を調べる
住宅のなかには構造上、どうしても撤去できない壁があり、すべての壁をぶち抜けるとは限りません。
木造住宅では木造軸組工法住宅の筋交い壁や、2×4(ツーバイフォー)住宅の壁全般、マンションでは耐力壁などが撤去できません。
基本的に撤去できるのは内装壁なので、事前にどの壁なら撤去できるのか調べてもらいましょう。
②配管・配線を確認する
壁の中には配管や配線が通っていることがあります。
それらが通っている壁を撤去すると、追加の工事や費用が発生するため、こちらも事前に調べておくようにしましょう。
③マンションの管理規約を確認する
マンションには管理規約があり、リフォームする際には基本的に管理組合への届け出が必要です。
管理規約にはリフォームできない場所やさまざまな規定が記されているため、リフォームの際には内容をしっかり確認しておきましょう。
まとめ
壁のぶち抜きリフォームは、比較的安価な費用で家の雰囲気を変えられる、魅力的な選択肢です。
しかし工事上の制限や、追加費用が必要になるなど、注意点も多くあります。
壁を撤去するリフォームをお考えの際は、工事内容の事前調査と見積りの確認を徹底するよう、意識しましょう。
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