和室は畳のうえで直接横になってリラックスできたり、布団を敷けばお客さまが来たときの寝室に使えたりとたくさんの魅力があります。
しかし近年、生活スタイルの欧米化に伴い和室の使用率が下がりつつあり、洋風にリフォームするお宅が増えているのも事実です。
そこで今回は、部屋を洋風にリフォームするメリットとリフォームにかかる費用をご紹介します。
部屋を洋風にリフォームするメリット
和室にある障子やふすまは風通しが良く、湿度の高い季節は涼しく過ごせます。
また、和室によく使用されている土壁は乾燥する季節には適度に湿度を保ってくれるため、障子やふすまと同様に高温多湿な日本の気候に合っています。
しかし、和室にある畳や障子、ふすまは傷みやすく、お手入れが大変です。
畳のうえに飲み物などをこぼしてそのまま放置した場合、カビが生え劣化が進むだけでなく、健康上の問題にもつながります。
お手入れを怠るとアレルゲンにもなるダニの発生の原因にもなり、お子さまがいるご家庭ではとくに気になるのではないでしょうか。
一方、フローリングは食べ物や飲み物をこぼしても、雑巾でさっと拭くだけできれいになります。
また、和室の場合、重い家具は畳を傷めるため設置できないという難点がありますが、フローリングは家具の重さを気にする必要はありません。
自由に好きな家具を置いて部屋のコーディネイトが楽しめます。
さらに、介護が必要になったときは、洋風になじむベッドのほうがスムーズに介護がおこなえる点も見逃せません。
室内を車椅子で移動する必要が出てきたときにバリアフリー化しやすいのも洋室のメリットでしょう。
部屋を洋風にリフォームするのにかかる費用
和室から洋風の部屋へのリフォームにかかる費用は、リフォームの箇所や部屋の広さ、床材によって大きく異なります。
●畳からフローリングへの変更・・・6〜8畳の部屋で約9万円〜35万円
●壁と天井のリフォーム・・・6〜8畳の部屋で約10万円〜20万円
●押入れをクローゼットに変更・・・約8万円〜25万円
●建具を洋風に変更・・・約3万円〜22万円
すべてを合わせて部屋全体をリフォームするのにかかる費用は、6〜8畳の部屋で25万円〜100万円です。
リフォームを考える場合は、50万円程度を見込んでおくと良いでしょう。
まとめ
和室にはリラックス効果など、洋室にはない良さがありますが、お手入れの大変さなど洋室にはない欠点もあります。
「和室はお手入れが大変」「あまり使っていない和室がある」といった場合には、洋風の部屋へのリフォームを考えてみても良いでしょう。
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