築年数の古い物件では、和室に「砂壁」があることがあります。
砂壁は風合いのある見た目が素敵ですが、古くなると剥がれてくるため、リフォームをお考えの方も多いのではないでしょうか。
この記事では和室の砂壁のリフォーム方法と、必要な費用をご紹介いたします。
和室の砂壁をリフォームする方法とは?
砂壁のリフォームにはさまざまな方法があり、希望によって施工方法を使い分けることが可能です。
和室の雰囲気を残したい場合にとれる方法としては「砂壁の塗り直し」や「漆喰・珪藻土への塗り替え」などが挙げられます。
とくに漆喰や珪藻土は、塗り替えることで壁に機能性を持たせたり、模様を描くことができたりするのが特徴です。
反対に雰囲気を変えたい場合は「壁紙」や「ペンキ」による塗装で、壁を上書きしてしまうのも一つの手です。
塗装なら他の方法よりもコストを抑えられ、壁紙であればさまざまな色やデザインのものを選べます。
また間取りの変更なども視野に入れるのであれば、「砂壁の撤去」も有効です。
洋室への変更や隣の部屋とひとつの空間にすることも可能になるため、和室の用途に限られない、幅広い選択肢を選べるようになります。
和室の砂壁リフォームに必要な費用はいくら?
仮に6畳の和室にある砂壁をリフォームするとした場合、必要な費用の相場は以下のとおりになります。
●砂壁の塗り直し:6~10万円
●漆喰・珪藻土への塗り替え:12~19万円
●壁紙:8~16万円
●ペンキ:6~10万円
●砂壁の撤去:5~13万円
和室の雰囲気を維持しつつも費用を抑えたい場合は、6万円から10万円でリフォームできる、同じ砂壁で塗り直すのが良いでしょう。
砂壁よりも機能性を持たせたい、壁に模様を描きたいといった場合は、12万円から19万円と少し高価ですが、漆喰や珪藻土への塗り替えを検討すると良さそうです。
リフォームで雰囲気を変えたい際にはカラーやデザインが豊富な壁紙がおすすめですが、壁紙の柄や質感によって価格差があるため、費用も8万円から16万円と幅が大きいです。
雰囲気を変えつつコストを下げることも意識するならば、6万円から10万円で施工できるペンキ塗装も選択肢に挙がります。
また間取り変更もできる砂壁の撤去は、5万円から13万円が費用の相場となります。
和室から洋室への変更などもできるようになりますが、撤去に伴って電気工事が必要になる場合は費用が高くなってしまうため、注意しましょう。
まとめ
和室の砂壁リフォームには、予算や希望に合わせて選択できるさまざまな方法があります。
どの方法でリフォームすべきか迷う、どの方法が合っているかわからない場合は、リフォームを依頼する工務店などへの相談をおすすめします。
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